為替変動が利益に与える影響
ひとことで:為替が実際に動く前に、不利に振れたときどれだけ利益と利益率が削られるかを把握できます。
こんなときに
- 仕入と販売で通貨が異なるSKUの価格を決めるとき
- 為替に敏感な発注の前にストレステストを行うとき
- ヘッジや先物予約をすべきか判断するとき
入力項目
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 米ドル販売価格 | 販売通貨での出品価格 |
| 現地通貨原価 | 人民元または調達通貨での仕入原価 |
| 現在の為替レート | 原価を販売通貨に換算する際の現在レート |
| 変動幅(%) | テストしたい不利(または有利)な変動。例:±5% |
出力
- 利益の変化 — 変動前後の絶対利益の比較
- 利益率の変化 — 失われた、または増えた利益率のポイント数
- ストレス時の利益率 — テストした変動下での最終的な利益率
使い方
- https://www.niceggie.com/tools/fx-impact を開く
- 米ドル販売価格・現地通貨原価・現在の為替レート・変動幅を入力する
- 利益の変化とストレス時の利益率が即座に更新される
- 有利方向の変動でも試し、結果の振れ幅の全体像を確認する
利益率が薄いほど為替リスクは増幅される
為替が動かすのは原価側であって価格側ではありません。原価が販売価格の70%なら、5%の不利な為替変動でおよそ3.5ポイントの利益率が消えます。10ポイントの利益率では、利益の3分の1が吹き飛ぶ計算です。利益率が薄いほど為替変動の影響は大きくなります。
よくある質問
入力するのは直物(スポット)レートですか、それとも実際に支払ったレートですか?
原価が決済された(または決済される)レートを入力してください。すでにサプライヤーへ支払い済みなら、その確定レートが基準となり、敞口があるのは今後の発注のみです。発注がこれからなら、現在のスポットレートを使い、それを基準に変動をテストします。
為替が動くと販売価格も変わりますか?
自動的には変わりません。出品価格は販売通貨で設定され、あなたが変更するまで固定されます。変動が直撃するのは換算後の原価です。だからこそ価格が変わらなくても不利な変動が利益率を圧迫し、再価格設定やヘッジこそがあなたの制御できるレバーになります。